ネタバレ無しの映画レビュー!!

ジム・キャリーがシリアスな演技をしているマジェスティック。
疑惑によって将来を絶たれた脚本家が、飲酒で事故を起こして記憶を失う。
そして、そんな彼がとある小さな町に辿り着いて…。

ごく一部を除いて、記憶を無くした男に優しく接してくれる人々。
男は、活気の無い町を再び活性化させるために老朽化した映画館を再建しようとする。
町の人や主人公の思いが暖かい映画。
激しいシーンはないものの、じんわりとしたシーンが多いなかなかいい映画です。

見所といえるシーンがすぐに思い浮かばないので、眠くなる人も多いかも知れません。
ハリウッドであった共産主義者を排斥しようとした事件。
それを基にしています。
こんな理不尽な事が実際にあったんだな～と思いつつ、映画を鑑賞。

人の心の温かさがじんわりと心に沁みてくる。
これは！　というシーンが無いのですが映画全体の雰囲気はいい。
一緒に観るなら、付き合いたてのデートというよりも長く一緒にいる人と観た方が良さそう。
そんな気がする映画です。

フランク・ダラボン監督のヒューマン・ドラマはクリント・イーストウッド監督とは違う良さがあるなぁ。