ネタバレ無しの映画レビュー!!

第二次世界大戦直前～勃発後までのオーストラリアを舞台にした物語。
映画のタイトルもそのまま、オーストラリア。
演じるのはオーストラリア出身のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン。

オーストラリアの広大な自然を舞台に物語が展開されていく。
色々な要素が詰まった作品。
でも、あまり多くの要素を詰め込むと全てが中途半端になる可能性がある。

そして、この映画もそうなっている気がする。
映画の最初からある大きな目的がある。
しかし、その目的は思ったよりも早めに結果が出て次のステージに進む。
それまでのストーリーとは離れた、全く違うストーリー。

シリアスだけじゃなくコメディっぽい部分もある。
冒険だけじゃなくてロマンスもある。

でも、色々詰め込みすぎて全体がぼんやりとしてしまっている。
ただ一貫してあるのがロマンスの部分。
それだけは最初から最後まであった気がする。
つまり、オーストラリアを舞台にした2時間半以上あるラブロマンス映画。

2時間くらいで編集できたんじゃないかと思うくらいの出来です。
面白い部分もあるけど、無駄に長かった感じも否めません。

でも、恋愛もあるしデート向きではあるかと思います。
映像も、自然が綺麗ですしね。
その恋愛の周りに色々と起こるドラマ。

ちなみに映画には日本軍も登場します。
そんなに酷い描かれ方はしていないので、少なくともその部分で興ざめする事は無いかと。