ネタバレ無しの映画レビュー!!

マイケル・マン監督、ジョニー・デップ主演のパブリック・エネミーズ。
伝説的な実在の銀行強盗、ジョン・デリンジャーの物語。
FBIから「社会の敵(パブリック・エネミー)No.1」に指名された人物。

予告の、ジョニー・デップがカウンターを飛び越えるシーン。
それだけで、既に面白そうだった。
そして、女を口説くシーンもカッコ良すぎる。

ジョン・デリンジャーはアメリカじゃメジャーかも知れませんが、僕には予備知識無し。
だからこそ、結末が見えなくて楽しめたのかも知れませんけどね。
ジョン・デリンジャーという男が、まぁカッコイイんですよね。

仲間を見捨てず、一人の女を愛する。
そして、銀行強盗の時銀行にいる客からは金を取らない。
アメリカの義賊のような存在なんでしょうね。
日本風に言うと、仁義のある男なんです。

そのデリンジャーとFBIの戦い。
というか、デリンジャーの逃走劇を描いています。
悪くてカッコイイ、ジョン・デリンジャーの生き様。

そのデリンジャーをしぐさまでカッコイイ、ジョニー・デップが演じている。
もう、帽子をかぶるだけでカッコイイんですよ。
映像がスタイリッシュという訳ではなく、主人公に美学を感じる。
アクションも派手ではないんですよね。

銀行強盗の話なので、男向きかも知れません。
しかし、恋愛パートもあるので女性も楽しめるんじゃないでしょうか。
カップルにもお勧めです。