ネタバレ無しの映画レビュー!!

日本でSNSの代名詞的存在と言えばmixiだと思います。
でも、世界で最も利用者の多いSNSはFacebook。
そのFacebookの創立に関わった人々を描いた映画、ソーシャル・ネットワークを観ました。

天才的なプログラマーを中心に、お金や女が目当てでFacebookに関わる人々。
いかにして世界的に有名なSNSが誕生したのか?!
その誰もが嫌な奴だったりするんですけどね。

映画はオープニングから自分より程度の低い大学にいるガールフレンドを馬鹿にするシーンから。
その馬鹿にするのも、あまりにも本気でそう思っているから自然に心から馬鹿にしている。
そんな気がする。

そんな主人公だから、感情移入は出来ない。
そんな主人公の能力に惹かれて集まってくる奴にも嫌な奴ばかり。
そう、誰も主人公の人格には惹かれていない。
そして、その殆どが欲望むき出しの嫌な奴。

主人公を訴えた親友が一番まともな気がしましたけどね…僕は。
そんな金の匂いのする有名サイトに関わった人々の物語。
嫌な奴ばかりだけど、映画としてはなかなか面白い。
人間としての汚さや愚かさがリアルな映画。

デート向けではありませんが、退屈ではない人間ドラマです。
SNSをよく利用する人同士で観てみるといいかも。