ネタバレ無しの映画レビュー!!

決して読んではいけない本を読んでしまう少年と、その家族の物語。
両親が別れた事で、ボロい家に引っ越す事になった家族。
その家族と、家族を巻き込む本に関する事件を描いたスパイダーウィックの謎。

正直、そんなに興味は無かったものの他に観たい作品も見当たらず手に取った。
コレで面白かったらラッキーだ。
しかし、散々予告を観たのに面白そうだとは思えなかった。
それは本編を観ても変わる事は無かった。

原作は児童書らしく、正直、内容も子供向けとしか思えない。
敵となるゴブリンなど、ファンタジーでは定番のモンスター。
それが明らかに小さく、子供と戦う事前提に作られている感じがした。

確かに、顔は恐い感じがするものの、小ぶりサイズで弱そうに見える。
敵のボスだけはデカかったんですけどね。

読んではいけない本を何のためらいも無く読んでしまうヒネた少年。
その少年が家族への愛に目覚める美しいストーリーなんでしょうけどね。
その少年の馬鹿な暴走っぷりにイラッとしか来なかった僕は子供が苦手なんでしょうか？
そして、家族愛も戦いも全てがなんだか中途半端。

あえて観る程の作品でもありませんでした。
強いて言うなら、まだ心がピュアな子供さんに試して欲しい。
大人にはつまらないと思われる1本です。