ネタバレ無しの映画レビュー!!

大量の危険な科学薬品を積んだ無人の巨大列車が暴走する、アンストッパブル。
実際に起こった事故から着想を得た映画だって事が驚きの作品。
その事故が鉄道会社の利益を守るために対策が遅れ、どんどん状況が悪くなっていく。

その危機に立ち向かうのが、デンゼル・ワシントン演じるベテラン運転手。
そして、ロザリオ・ドーソン演じる列車に支持を出す立場のやり手主任。
自分の生まれ育った街を守ろうとする新人車掌も。
利益を追求する会社が状況を悪くする中、迫る危険に立ち向かっていく。

こういう映画って、ちょっとやさぐれたベテランのおっさんが活躍するんですよね。
そこがまたイイ。
周りからそんなに好かれてる訳じゃ無いけど、腕があって知識もあるベテラン。
その全てを投じて危機に立ち向かって行く。

正直、そこそこ面白ければそれでいいと思ってたんですけどね。
テンポのいい映画で、かなり面白かったです。
久しぶりに期待をさらりと上回った作品。

目の前にある危険に立ち向かって行くので難しい事なんて考えなくていいですしね。
誰とでも楽しめる映画じゃないでしょうか。
グロテスクなシーンも無いし、退屈しないのでデートにもいいと思いますし。
カッコイイ頑固オヤジを観てスカッとしましょう。