ネタバレ無しの映画レビュー!!

ニコラス・ケイジが凄腕の暗殺者を演じたバンコック・デンジャラス。
自分だけのルールを持つ暗殺者。
孤独は感じているものの、世界中で仕事をこなしていた。

そんな彼がバンコックという地で自分のルールを破る事になる。
バンコックという街での出会いが彼をそうさせた。
ハリウッド映画だけど、主演以外はほぼアジア人。
なので、まるでアジア映画を観ているような気分になります。
舞台のバンコックという街の雑多な感じもアジアっぽいですしね。
バンコックという街は知りませんし、予備知識も無いですけど。

アメリカの人から見ると、日本もこういうイメージなんだろうなぁ。

アジア映画のようなのに、主人公だけ目が青い。

主人公が抱える悩みや、巻き込まれていく周りの人々。
そんな事もちょっと描かれていますが、アクション重視の映画です。
悩みもなんだか、今迄暗殺者をやってて今更それかよ…と思ってしまいました。

登場人物に対する感情移入なんてそうそう出来ない感じです。
ラストもなんでそうなるのか、なんでそうするのか意味不明。
ラストだけでもちょっと変えれば、もうちょっといい映画だった気がするのに。

そこそこのアクションがあるので、楽しく観る分にはいいと思います。
ドラマ性なんかは求めてはいけない映画です。