ネタバレ無しの映画レビュー!!

日本の人気ゲーム、ストリート・ファイターが再び映画化された。
今度の主人公は春麗(チュンリー)。
映画のタイトルも、ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー。
チュンリーがストリート・ファイターになるまでの軌跡が描かれているとかいないとか。

ゲームの設定では、確かベガというボスに警官だった父を殺された中国人格闘娘。
その復讐のためにシャドルーという、ベガの組織を追っている。
って、意外と覚えてるな…我ながら。
映画もそんな設定でしたよ。

ただ、酷い映画でしたけどね…。
主人公の行動が、父親のためって事だけは解るんですけどね。
それ以外は不可思議な事ばかり。
内容がペラペラ過ぎるんですよね。
行動の辻褄が合ってないというか。
金持ちのストリートファイターのファンが趣味で映画を作っちゃいました的な映画です。

なので、誰かと観るなんて事はお勧めしません。
貴方（貴女）の映画をチョイスするセンスが疑われてしまいます。
ま、本当にセンスのある人ならタイトルを見ただけで手に取らないでしょうけどね。

ゲームの設定をまるっきり無視してる部分もあるので、かなりゲームファンを裏切ってますし。
いい部分がとにかく無いので、観なくていいんじゃないかと思われます。
落ちぶれたマイケル・クラーク・ダンカンが観たい人はどうぞ。