ネタバレ無しの映画レビュー!!

最後のヒトラー暗殺計画であるワルキューレ作戦を描いた映画、ワルキューレ。
劇場公開時の評価も低く、そんなに気になる映画ではなかった。
でも、とりあえずそこそこの話題作だし観ておこうなかという気持ちで手に取った。

主人公であるトム・クルーズが演じるのは、英雄ってこんな人がなるんだろうなという人物。
祖国を愛するが故、今の指導者を許す事が出来ずに作戦に関わってゆく。


正直、ある程度歴史を知っていれば映画の結末は分かります。

想像がつくというよりは、もう既に結末を知っている。
でも、主人公の人物像が完璧すぎたんですよね。
家族を愛し、祖国を愛しているけど指導者が許せない。
そこで、国を守るために暗殺計画に加担して行く訳ですけどね。

そんなに家族を愛してるなら、少しは躊躇しろと言いたい。
そんな夫の心を察してか、さっと田舎に身をひく妻。

たいした心の葛藤もなく、ただトム・クルーズのプロモーションを見せられた気分。
特に観る価値はなかったように思います。